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「空き家の放置は絶対ダメ!」この週末は不動産屋に相談したくなる空き家対策の話【後編】

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「空き家の放置は絶対ダメ!」この週末は不動産屋に相談したくなる空き家対策の話【前編】

両親が亡くなり、生まれ育った空き家状態の実家を相続し、「どうすればいいのかな」と、一人で悩んでいませんか。結論から言うと、空き家の放置は絶対にNG。できればすぐに、お近くの不動産屋さんにでも相談してほ ...

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さて、前編では、空き家を放置することの悪影響、経済的負担のリスクなどについて所長に教えていただきました。

後編では、空き家で後悔しないための「早期相談」のススメについて話を聞いていきます。

今まさに空き家に悩んでいるあなた、ここからが特に重要ですよ!

空き家は”早期相談”が安心!

空家を放置する人の中には「空家の処分にお金がかかるのではないか」と考え、空き家を放置してしまう人が少なくありません。
太田所長
アシスタント
確かに……。法律や制度などはよくわからないし、なんとなく騙されるのでは?と警戒してしまうところがあります。
でも、放置していると、前回お伝えしたように最終的には多額の費用を請求されてしまうので、とにかく早く相談してほしいんですよね。例えば、お金のかからない方法もご提案できるんです。
太田所長
アシスタント
なるほど!確かに、早ければいろんな選択肢から選べそうです。他にはどんなメリットがあるのでしょうか。

空き家を長く良好な状態で保存できる

空家をいい状態で保存できるというのも、早期に相談していただくことのメリットです。例えば、誰かに貸せば、空き家特有の老朽化は防げますよね。貸し出すために多少の修繕は必要かもしれませんが、空き家になってからすぐに貸し出せば最低限の修繕で大丈夫です。
太田所長
アシスタント
なるほど。でも、「貸し出すのはちょっと……」という人もいるのではないでしょうか。
他人に貸すのは嫌だという人も、当然いると思います。でも、貸し出さないにしても、定期的に管理してくれる業者などに委託するだけでも保存性は変わってきます。迷っている方も、ぜひ早期に動いてほしいですね。
太田所長
アシスタント
それなら、自分で管理するのもアリですよね? 遠方でも、月に1回くらい帰省して窓を開けたり、掃除をするだけならできそうですが……。
そう思うかもしれませんが、それって結構大変なんですよ。実は「自分で管理します」という方は少なくないんです。思い入れのある実家ですから、自分で管理したいと思うんですね。でも、最終的には後悔すると思います。
太田所長
アシスタント
それはなぜですか!?
家の雨戸をすべて開けて換気し、庭の草刈りをして、害虫や害獣の痕跡がないかチェックし、掃除するだけでも丸1日かかります。大変ですよ。
太田所長
アシスタント
何かを理由にサボってしまうと、次に帰るのは億劫になりそうですね。私なら「ネズミが住みついていたらどうしよう……」と、帰れなくなりそうです。
そうだと思います。なので、空き家になったら誰かに貸すのか、業者に管理してもらうのか、誰かに頼る方法を取るといいと思いますね。
太田所長

経済的負担が軽減できる

経済的負担の軽減も、早期に相談するメリットです。例えば、前にも触れましたが、空き家の期間が長いと、水道やガスなどの配管をすべて取り替えなくてはいけないこともあります。
太田所長
アシスタント
それは素人目にも、コストがかかりそうだとわかります。
そうですね。早期に相談していただき、空き家の期間が短くなれば、最低限の補修で誰かに貸し出すこともできるんです。
太田所長
アシスタント
確かに。家がボロボロになってからでは、補修費用もかかりそうですよね。どこをとっても早期相談が大事なのだということがわかります!

不動産屋なら売る・貸すのどちらも対応できる

アシスタント
ちょっと考えてみたのですが、空き家を管理するだけなら、清掃業者などに依頼してもいいのではないでしょうか?
確かに、それでもいいかもしれません。でも、そのまま管理費用を支払い続けるのは、経済的には負担でしかありません。もし、空き家を手放してもいいと思うのであれば、売ってしまうのも手だと思います。
太田所長
アシスタント
うーん。実家を売るというのはやはり勇気がいりますよね……。
もちろん、育った家を売るのは寂しいかもしれません。ただ、管理しても資産は増えません。もし、経済的負担で管理ができなくなれば、誰にも貸し出せず、老朽化が進み、最終的には取り壊すしかなくなります。
太田所長
アシスタント
なるほど。それなら、早めに手を打っておくことも価値があるような気がします。
そうですね。後ろ髪はひかれると思いますが、誰かに貸し出したり、売り出したりすれば、経済的負担も抑えられるかもしれません。不動産屋なら、売買も、賃貸も、家の管理も請け負えますから、迷っている人ほど一度相談してほしいですね。
太田所長
アシスタント
確かに、しかも、売買や賃貸のその道のプロですからね! 空き家を相続すると固定資産税などもあるので、経済的な心配を抱える人も多いと思います。安心できるなら、賃貸や売買の選択肢もアリかもしれません。
最初から売る覚悟を持っていただかなくてもいいんです。まずは相談いただければ、いくらの賃貸収入が見込めそうか、どれくらいで売れるかなど、具体的な数字で検討できます。
太田所長
アシスタント
一人で考えていても答えは出ないけれど、具体的な数字があれば検討もしやすそうです! プロのアドバイスならなおさら、助けになりそうですね。

まとめ

不動産屋さんなら、売るも貸すもどちらも対応でき、空き家を誰かに売ったり、いい状態で温存したりすることができます。

空き家を相続することになったら、とにかくすぐご相談を。この週末や次の休みは、お近くの不動産屋さんに相談してみてください。あかり不動産でも、空き家問題のご相談にお応えします!

太田所長
「不動産お悩み相談所」の所長。神奈川県大和市「あかり不動産」を営むかたわら、悩めるアシスタントの質問や、お客様の相談に応じている。バイクや車の運転が好きで、お客様のご相談があれば西へ東へ、自分の運転で物件を確認にいくことも。「田舎の実家が空き家になって……」というご相談も大歓迎。 フットワーク軽くどこへでもうかがいます。

アシスタント(やの)
不動産物件を見るのが好きだが、法律や制度については勉強中! わからないことがあると相談所を訪れ、所長に教えてもらっている。難しいけど面白い空き家や賃貸のお話をnoteから発信していきます!

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